厳選27事例!おしゃれで使いやすいリビングレイアウトのポイント

リビングレイアウト

リビングに置くインテリアやレイアウトについて悩むことはありませんか?リビングは家族が長い時間を一緒に過ごす場所だけに、家具の配置にもこだわりたいところ。

ここでは縦長や横長等の様々なタイプのリビングの実例を見ていきながら、素敵なリビングのコーディネートのお手伝いを致します。


目次

1.リビングのレイアウト基本の考え方(縦長リビングと横長リビングのポイント)

横長リビング・縦長リビングの違い

出典:https://www.artreform.com/example/846/https://www.artreform.com/example/839/

リビングやダイニングのレイアウトを考える際に、ご自宅が縦長か横長かを意識しながら考え始めるとよいでしょう。それぞれの形の特徴とメリットとデメリットをまずはご説明いたします。

1-1.縦長リビングの特徴とメリット・デメリット

縦長リビング

窓際やバルコニーにリビングと洋室等が面していて、その奥にキッチンがあるタイプを「縦長リビング」と呼んでいます。使い勝手が良く自由にレイアウトを組むことが出来る点が特徴です。

メリット

  • 壁の面積が広いので家具が配置しやすい
  • リビングと洋室を一体化させるなどレイアウトの自由度が高い

デメリット

  • キッチンが奥にあるので光が届きにくい
  • リビングとダイニングやキッチンとの境界が曖昧になりがち

1-2.横長リビングの特徴とメリット・デメリット

横長リビング

窓際にリビングが面している間取りを「横長リビング」と呼んでいます。窓に面しているので開放感があり明るい部屋作りがしやすいのが特徴です。

メリット

  • キッチンまでの距離が短いため、キッチン自体を明るく保てる
  • リビング全体が窓と面するため明るく開放的である

デメリット

  • 窓が大きく壁が少ないため、家具の配置が難しい
  • 背の高い家具が利用しにくいため、収納面で困ることがある

2.リビングの基本レイアウト3パターン(「L型」「対面型」「コ型」)

リビングのレイアウトで大きな役割を果たすのがソファの配置になります。ソファをどこに置くかで部屋の印象が変わってきます。リビングのレイアウトの基本ともいえる3パターンをご紹介致します。

2-1.L型レイアウト

リビング L型レイアウト

「L型レイアウト」はリビングにデッドスペースを作りにくく、空間を有効活用できるレイアウトになります。来客時も相手を斜めに見ながら会話ができるため、くつろぎながら時間を過ごすことが出来るというメリットもあります。

2-2.対面型レイアウト

対面レイアウトイメージ

テーブルをはさんで向かい合うスタイルのレイアウトです。広くないリビングの場合は両側のソファを壁につけるなどすることで、広く利用することが出来るレイアウトです。リビングの中央に配置する場合は後方に通路を設けなければならないため、L型レイアウトの方が使い勝手は良いかもしれません。

2-3.コ型レイアウト

リビング コ型レイアウト

写真のようなコの字型に配置したレイアウトで、L型と対面型の中間のようなスタイルです。配置によって使い勝手が大きく左右されるレイアウトですが、二世帯住宅のように大勢の家族が集うリビングではよく用いられる形になります。


3.厳選実例27選:モダンな雰囲気を作り上げるレイアウト

男性にも好まれやすいモダンな雰囲気のレイアウトの事例をご紹介します。家具の統一感を出すことで作りやすいレイアウトでもあるので、入門編としてもお勧めです。

大人っぽいスタイリッシュモダンリビング

大人っぽいスタイリッシュモダンリビング

黒と白を基調としたスタイリッシュモダンのレイアウトです。リビング内の床や壁や家具など、使用する色を極力少なくした方がまとまりが出てシャープな印象になります。おしゃれな大人の雰囲気のリビングです。

和モダンなテイストを取り入れたレイアウト

和モダンなテイストを取り入れたレイアウト

フローリングのリビングに和紙を用いた照明と家具を組み合わせることで和の雰囲気を出すことができるようになります。畳の部屋でなくても、落ち着いた和の雰囲気を楽しめるのが嬉しいレイアウトです。

壁の色調を活かした美しいモダンリビング

ナチュラルモダンなコーディネート

レンガの壁と特徴的な床を活かした、モダンスタイリッシュなリビングです。壁の特徴を主とした雰囲気作りで、余計な家具を置かずに壁自体を見せるレイアウトにしています。ウォールナット材の家具でシンプルに統一し、個性的な雰囲気を落ち着かせています。壁や床が印象的なお部屋に活かせるレイアウトです。


4.厳選実例27選:北欧系の雰囲気をもつリビングのレイアウト

北欧は冬の期間が長いため、家の中で過ごす時間が長く、くつろぎやすいレイアウトが特徴です。誰もが一度は憧れる北欧系レイアウトも、基本をおさえれば簡単に楽しむことができるようになります。

ナチュラルグリーンのコーディネイト

ナチュラルグリーンのコーディネイト

メープル系の明るい床が印象的なリビングは、ナチュラルカラーであるライトグリーンの家具やラグがよく似合います。観葉植物の深い緑をアクセントにすると、薄めの色使いのお部屋も引き締まり、くつろげるリビングが出来上がります。

北欧色を取り入れたレイアウト

北欧色を取り入れたレイアウト

ナチュラルなベースカラーを取り入れたリビングのレイアウトです。木のぬくもりと柔らかいグリーンが北欧レイアウトの基本色です。初心者は色にこだわってコーディネートを考えるだけでも、雰囲気はだいぶ違ってきます。

木目を活かした北欧風レイアウト

木目を活かした北欧風レイアウト

明るい色合いの木目と丸みをおびた脚を持つテーブルは北欧風のレイアウトで重宝するアイテムです。障子風の窓で和の雰囲気も取り入れたたレイアウトは万人受けすること間違いなしです。すっきりとしたレイアウトを心掛けるのがおしゃれに見せるコツになります。

優しい時間を実感できる北欧風リビング

優しい時間を実感できる北欧風リビング

北欧風レイアウトの基本となる木目を活かしながら、暖色系の色遣いをソファで演出した上級者向けのレイアウトです。白の小物を組み合わせることで、北欧風リビングの完成度が上がります。

白と木目を基調としたリビング

白と木目を基調としたリビング

自然な木目調と白は合わせやすいコーディネートです。白地の壁やラグに対して木目の床と家具を組み合わせています。緑をアクセントにすることでシンプルすぎることもなくなり、居心地のいいリビングを簡単に作り上げることが出来ます。


5.厳選実例27選:ナチュラル系のリビングレイアウト

落ち着きのあるナチュラル系のリビングにするコツは、自然界に存在する色遣いを心掛けることです。赤や青や黒と言った色ではなく、緑色系、茶色系、白色系をベースにすると、落ち着きあるリビングにコーディネートすることができます。次の事例を見ながらお好みのレイアウトを探してみてください。

古木とレンガを用いた天然レイアウト

古木とレンガを用いた天然レイアウト

古木とレンガを利用して自然なテイストのリビングに仕上げています。天然の素材を活用することで、自然本来の良さをリビングに取りこんだレイアウトです。部屋全体のトーンを自然色で統一することで一体感も出てきます。

木目を強調したナチュラルコーディネート

木目を強調したナチュラルコーディネート

床、壁、ソファ、テーブルと木目を活かしたリビングのレイアウトです。ソファは座り心地とともに、背面を木目にすることで部屋全体の雰囲気も作り上げています。木目を活かしたレイアウトはナチュラルコーディネートの定番です。

くつろぎと優しい雰囲気を両立させたレイアウト

くつろぎと優しい雰囲気を両立させたレイアウト

ナチュラルなカントリーテイストリビング

ナチュラルなカントリーテイストリビング

リビングに「シェルフ」を取り入れてみることで、雰囲気がカントリースタイルへと変わります。お気に入りの雑貨や観葉植物を置くことで、部屋の雰囲気を様々に変えて楽しむことも出来ます。ワンアイテムでここまでレイアウトを楽しむことが出来るのもシェルフならでは。


6.厳選実例27選:カフェ風リビングのレイアウト

カフェ風インテリアのコツは個性的なインテリアを活躍させることです。特に木や皮のヴィンテージ感のある家具は存在感を示します。次にご紹介する事例も参考にしてみてください。

皮張りソファと丸テーブルのカフェ風レイアウト

皮張りソファと丸テーブルのカフェ風レイアウト

リビングに、カフェで定番の皮のソファを用いたレイアウトです。皮のソファの存在感が際立ち、部屋全体をカフェの雰囲気に変えてくれます。インパクトのある濃い青色の椅子との組み合わせもおしゃれ度を増しています。

木の質感にこだわったカフェ風リビング

木の質感にこだわったカフェ風リビング

木の質感が強い床やテーブルを組み合わせて作り上げたカフェ風レイアウトです。おしゃれだけれど、天然素材の木目とアクセントの緑が落ち着いた空間を作ります。濃い木目調を使うことで、カフェの雰囲気を作り上げることが出来るので試してみてください。

優しい木のぬくもりを感じるカフェ風レイアウト

優しい木のぬくもりを感じるカフェ風レイアウト

観葉植物の緑と家具の木調が統一感を出しながらも、ぬくもり感じるカフェスタイルを作り出しています。濃い目の木目調と緑の組み合わせで温かみのあるカフェスタイルのコーディネートが完成します。

個性的な壁と天井を活かしたカフェ風コーディネート

個性的な壁と天井を活かしたカフェ風コーディネート

個性的な壁と天井を活かしたカフェ風のレイアウトです。壁と天井の存在感を活かしつつ、ダーク系の落ち着いたテーブルを並べてカフェの雰囲気を作りました。床や天井や壁といった視覚的に印象の強い箇所が活かせる場合は、そのまま活かすのもレイアウトのひとつの方法です。

北欧テイストのカフェ風リビング

北欧テイストのカフェ風リビング

雑貨を組み合わせながらカフェ風のコーディネートを行った事例です。照明やフックを100均ショップで購入してレトロな雰囲気に仕上げています。雑貨屋でカフェ風アイテムを購入して簡単に仕上げることができるのが嬉しいところ。

壁と床とインテリアの3点セットで作るカフェ風レイアウト

壁と床とインテリアの3点セットで作るカフェ風レイアウト

白い壁と木目調の床にカフェ風のインテリアを組み合わせたレイアウトです。壁、床、家具と3点のバランスを取ることで作り上げたおしゃれな空間です。コーディネートの初心者は事例を参考に壁と床と家具の組み合わせから考えてみてはいかがでしょうか?


7.厳選実例27選:リビングに子供用スペースを組み込んだレイアウト)

小さな子供がいれば、目の届く範囲にキッズスペースを設けたいものです。ここではリビングに子供向けのスペースをレイアウトした事例をご紹介します。子供の成長にあわせてレイアウトも変えていけるので便利です。

ソファを活用して作り出したキッズスペースのレイアウト

ソファを活用して作り出したキッズスペースのレイアウト

こちらはソファの位置を工夫してリビングに上手くキッズスペースを作り出した事例です。リビングはすっきりとさせて、キッズスペースには子供用のマットを引くことでデザイン性と安全性を両立させたレイアウトです。

キッズチェアを用いて子供用のスペースをレイアウト

キッズチェアを用いて子供用のスペースをレイアウト

子供用のカーペットとキッズチェアだけで、リビングの一部にキッズスペースを作り上げたレイアウトです。子供たちも自分のスペースを認識して、キッズスペース内で遊ぶようになります。子供が大きくなったら元のリビングに戻せるのも便利です。

リビングの一角に作ったキッズスペース

リビングの一角に作ったキッズスペース

リビングの一角にマットを敷いてキッズスペースをレイアウトした事例です。子供用のカーペットで怪我の心配を軽減し、子どもを見ながら両親もリビングでくつろげるようになります。配置や取り外しも簡単なので、子供が小さいうちは試してみたいレイアウトです。

リビングに学習スペースを作ったレイアウト

リビングに学習スペースを作ったレイアウト

リビングに学習スペースを作ることで、キッチンからでも子供たちの勉強している姿を見ることができるレイアウトです。あえて子供部屋を作らないご家庭も増えてきているので、これから重宝されるレイアウトです。


8.厳選実例27選:形や広さを考慮したリビングのレイアウト

インテリアの配置やレイアウトはリビングの形や広さの影響も大きく受けます。ここではそれぞれの形に合わせてレイアウトの実例をご紹介いたします。

横長リビングのインテリアレイアウト

横長リビングのインテリアレイアウト

横型の典型的な間取りを想定したレイアウトになります。キッチンを囲むようにリビングとダイニングがレイアウトされたお部屋の場合、キッチン側をダイニング代わりにして、反対側をリビングとして利用すると使いやすくなります。

縦長リビングのレイアウト

縦長リビングのレイアウト

壁際にソファを寄せて広々とつかえるようにしたレイアウトです。仕切りはありませんが、ラグを利用してリビングとダイニングの境界線を作った事例になります。仕切りが無い空間に異なる2つのスペースを作りたい時にはラグを利用するのが便利です。

正方形のリビングのレイアウト

正方形のリビングのレイアウト

家の中心となる12畳正方形リビングダイニングを使い勝手よくレイアウトしてみました。正方形のリビングの場合は居心地の良さとすっきり感を両立させるが悩みどころですが、丸みのあるソファを用いて部屋全体に柔らかさを出しています。

横幅の狭いリビングのレイアウト

横幅の狭いリビングのレイアウト

幅の狭いリビングに大きなソファを置いてしまうと、全体的に窮屈になってしまうものです。ここでは丸みのあるソファを斜め置きすることで部屋全体に立体感をだして、窮屈に見えない部屋作りをしています。

圧迫感のあるリビングのレイアウト

圧迫感のあるリビングのレイアウト

ナチュラルな雰囲気を出す家具や植物ですが、場合によっては圧迫感を与えてしまうことがあります。あえてソファを斜めに置くことで部屋に立体感を出している事例です。斜め置きはソファだけでなくラグや机にも応用可能なので試してみてください。


9.まとめ

リビングは長い時間を過ごすだけに、少しこだわってレイアウトを考えてみてはいかがでしょうか?基本を抑えつつ、いろいろな事例からヒントを得ながら試してみるのが、お気に入りのレイアウトを作り上げる近道です。

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